【エチュードハウス】※廃盤 フレッシュチェリー リップティント OR201

エチュードハウス】※廃盤 フレッシュチェリー リップティント OR201
使用時期:2013年ごろ?〜2019年くらい
 
私は荒れない。長い間使っていた。
ティント処方の主役は赤色218という着色料。黄色5号も染料なので関わっているかなと思う。
ただ、廃盤商品のため公式情報が得られず、成分分析サイトの情報を元にしている。
 
赤色218についてはエフェ研修所を参考にした
 
218は韓国のティントに多い着色料で、顔料ではなく染料。蛍光っぽい青みピンクに染まるため、多くの人から嫌われている。私は好きだ。「起承転ピンク」の原因。
一方日本系ティント(もしくは最近のティント?)は同様の染料である赤223系が多い。
 
オペラのティントでは、私の使用色のコーラルピンク、バーガンディと、他にはピンク、ピンクレッドに入っている。(レッド、アプリコット、オレンジは赤223)
キャンメイクセザンヌは軒並み赤223だった。私は使えない。(紫外線吸収剤との二重苦のものもある)
 
ティントがダメだった人も、私のように赤218はいけて赤223がダメなケースもあるので、成分を見て試してみる価値はあるかもしれない。
もちろん「何号だろうが染料は無理!」という場合もあるだろうと思う。
試すにあたっては、オペラのティントは両方の処方があるので確かめやすい。公式通販サイトに行くと全成分表示があり、色ごとにそれぞれ書かれている。
 
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ところで、この日本製ティントの赤色223率って、単に最近のティント界のトレンドによるものなのか、それともツートン口紅に始まる日本の前ティント時代からの伝統なんだろうか。気になる。(ツートン口紅っていうのは戦後すぐ作られた口紅で元祖ティントみたいなやつ。「むかしの装い」というブログで知った)
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エチュードハウスのこのティントには長い間お世話になった。ずっと口紅が苦手だったので本当に助けられた。最初は新大久保で購入したと思う。
 
出勤前の朝の支度では必ず塗り、上からリップクリームを塗った。(以降日中は色付きリップ)オフの日に、稀に口紅を塗るようなときもよく下に仕込んでいた。
 
エチュードのティントは「起承転ピンク」で名高い。いつもこのオレンジを選んでいたけれど、別に何色でも良かったのかもしれないな。一応黄色も入っているけど。
当時Kぽオタだったのでティントという存在を知り得た。日本にはまだあまりなくて、新大久保でもエチュードのティントくらいしか置いていなかった気がする。
 
あの頃は自分がブルベだって知らなかったし、ピンクの口紅なんて苦手意識の骨頂だった。真実は、ティントはピンクにしか発色しなかったのにね。
 
新大久保も今は遠いし行くこともない。
乗り換え先のオペラのティントだって通販でしか買えない。
なんだか遠いところへ来た気もするし、そうでもないような気もする。
 
 
■全成分
※廃盤商品のため公式のデータが得られなかった。「コスメ成分辞典」記載の情報
 
 
水、スクワラン、グリセリン、シア脂、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、アセロラエキス、キイチゴエキス、ローブッシュブルーベリー果実エキス、ポリソルベート60、酸化チタン、カプリル酸グリセリル、BG、PG、シリカ、EDTA-2Na、オキシベンゾン-5、デヒドロ酢酸、赤218、黄5、香料