長文系オタクははてブに住んでるって聞いたから

サブカル寄りの人はnoteに住んでる(イメージ)

 

使ったことある化粧品の成分情報のメモ。

人間の記憶はもろいし、調べた情報はとかく散逸しやすい。

・紫外線吸収剤に弱い

・口紅は全部じゃないが結構ダメなのある

・柑橘由来の成分も最近避け始めた(アレルギーっぽい?)

【メンソレータム】※廃盤?限定? リップフォンデュ ミカエルブルー

メンソレータム】※廃盤?限定? リップフォンデュ ミカエルブルー

使用時期:2018年ごろ
 
ズルッズルに荒れた
原因:紫外線吸収剤(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、t‐ブチルメトキシジベンゾイルメタン)
※あくまで推定
 
以前は平気だったメンソレ系がダメになるようになった。他成分の可能性も捨てきれないものの、恐らく紫外線吸収剤のせいではないかと思う。
 
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルと、t‐ブチルメトキシジベンゾイルメタンのどちらがダメなのかは未検証。
キャンメイクのメルティールミナスルージュは前者のみ配合のため、買って使ってみれば片方は特定できるのだが、まだやっていない。勝算少なそう。
 
そのすぐ後にウォーターリップを買ったがそちらもダメだったため、以降1年半くらい新しい唇向け化粧品へのモチベーションを失った。
その間の使用リップクリームはワセリン。
 
最近日焼け止めジプシーをしていて、紫外線吸収剤入りのSPF高めの日焼け止めを連用すると肌荒れすることに気付いた。
もしや紫外線吸収剤入りのリップで荒れているのでは?と思い至り、調べたらメンソレ系のラインナップの大半に配合されていた。
 
ゆるいテクスチャーで塗布量が多いことも、ズルズルレベルまで荒れた原因と思う。
 
一時期恋コスメでバズったよね。固形のグロスというところも使いやすくて好きだったし、可愛かったので残念だった。
チップで塗る形態の唇向け化粧品は、いつまでも馴染めない。チューブ型とかも。使えないことはないんだけど。
 

 
■全成分
Amazonの商品ページのパッケージ裏面の画像から抽出
 
ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、(イソステアリン酸ポリグリセリル‐2/ダイマージリノール酸)コポリマー、ラノリン、オクチルドデカノール、ホホバ種子油、ジブチルラウロイルグルタミド、ミリスチン酸デキストリン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、水、オリーブ果実油、ハチミツ、ローヤルゼリーエキス、BG、t‐ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ポリシリコーン‐15、ペンチレングリコール、合成金雲母、酸化チタン、グンジョウ、トリイソステアリン酸ポリグリセリル‐2、香料

【エチュードハウス】※廃盤 フレッシュチェリー リップティント OR201

エチュードハウス】※廃盤 フレッシュチェリー リップティント OR201
使用時期:2013年ごろ?〜2019年くらい
 
私は荒れない。長い間使っていた。
ティント処方の主役は赤色218という着色料。黄色5号も染料なので関わっているかなと思う。
ただ、廃盤商品のため公式情報が得られず、成分分析サイトの情報を元にしている。
 
赤色218についてはエフェ研修所を参考にした
 
218は韓国のティントに多い着色料で、顔料ではなく染料。蛍光っぽい青みピンクに染まるため、多くの人から嫌われている。私は好きだ。「起承転ピンク」の原因。
一方日本系ティント(もしくは最近のティント?)は同様の染料である赤223系が多い。
 
オペラのティントでは、私の使用色のコーラルピンク、バーガンディと、他にはピンク、ピンクレッドに入っている。(レッド、アプリコット、オレンジは赤223)
キャンメイクセザンヌは軒並み赤223だった。私は使えない。(紫外線吸収剤との二重苦のものもある)
 
ティントがダメだった人も、私のように赤218はいけて赤223がダメなケースもあるので、成分を見て試してみる価値はあるかもしれない。
もちろん「何号だろうが染料は無理!」という場合もあるだろうと思う。
試すにあたっては、オペラのティントは両方の処方があるので確かめやすい。公式通販サイトに行くと全成分表示があり、色ごとにそれぞれ書かれている。
 
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ところで、この日本製ティントの赤色223率って、単に最近のティント界のトレンドによるものなのか、それともツートン口紅に始まる日本の前ティント時代からの伝統なんだろうか。気になる。(ツートン口紅っていうのは戦後すぐ作られた口紅で元祖ティントみたいなやつ。「むかしの装い」というブログで知った)
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エチュードハウスのこのティントには長い間お世話になった。ずっと口紅が苦手だったので本当に助けられた。最初は新大久保で購入したと思う。
 
出勤前の朝の支度では必ず塗り、上からリップクリームを塗った。(以降日中は色付きリップ)オフの日に、稀に口紅を塗るようなときもよく下に仕込んでいた。
 
エチュードのティントは「起承転ピンク」で名高い。いつもこのオレンジを選んでいたけれど、別に何色でも良かったのかもしれないな。一応黄色も入っているけど。
当時Kぽオタだったのでティントという存在を知り得た。日本にはまだあまりなくて、新大久保でもエチュードのティントくらいしか置いていなかった気がする。
 
あの頃は自分がブルベだって知らなかったし、ピンクの口紅なんて苦手意識の骨頂だった。真実は、ティントはピンクにしか発色しなかったのにね。
 
新大久保も今は遠いし行くこともない。
乗り換え先のオペラのティントだって通販でしか買えない。
なんだか遠いところへ来た気もするし、そうでもないような気もする。
 
 
■全成分
※廃盤商品のため公式のデータが得られなかった。「コスメ成分辞典」記載の情報
 
 
水、スクワラン、グリセリン、シア脂、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、アセロラエキス、キイチゴエキス、ローブッシュブルーベリー果実エキス、ポリソルベート60、酸化チタン、カプリル酸グリセリル、BG、PG、シリカ、EDTA-2Na、オキシベンゾン-5、デヒドロ酢酸、赤218、黄5、香料
 
 

 

【ポルトa セフラ化粧品】カラーチェンジリップ 553号パールピンク

ポルトa セフラ化粧品】カラーチェンジリップ 553号パールピンク

定価550円+税(2020年10月時点)

使用時期:2020年10月

 

荒れる。合わない時特有のヒリヒリ感が出る。
原因:赤色223 ※あくまで推定
 
赤色223についてはエフェ研修所を参考にした
 
使っている色素は赤色223のみ。
これで別の色素を使ったバリエーションがあれば、こいつが合わない原因だと特定できるのだが、残念ながら色ごとの成分表示もないし、恐らく全色に赤223が入っている。
 
キャンメイクのティントが合わない人、オペラの赤色223系の色(レッド、アプリコット、オレンジなど)がダメだった人は同様に合わないと思われる。
 
ワックス成分が強固なのか薄くしか塗れず、ほぼ潤わないリップなので、うるおいは別で補って使うのが良い。
 
直塗りするとパールがベッタリ付いていかにも安っぽくおばさん臭いが、カントリー&ストリーム(井田ラボラトリーズ)の「ハニーフルリップ もも色ボリューム」の上から塗ったら、オーロラのごときキラキラでピンクの色味も引き立ち大変可愛かった。
 
が、下地効果も虚しくやっぱり荒れた。プランパー効果とは別のヒリヒリが出て、「あーダメだな」と。
 
買ったことを悔いていたが、赤色223が合わないかも?と気付くきっかけとなったので良かった。気付かなければ、合わないティントをどんどん買っていただろう。
 
とはいえ、他の成分が原因の可能性もまだある。
リップ兼用の練りチークで荒れることがあるので、ワックス成分のどれかが合わないかもしれないし、配合されている植物エキスのどれかかもしれない。
個人的に、この手のエキスの効果とか信じてないし、アレルゲンガチャになりがちだから変に配合するのやめてほしい。
 
 
 
■全成分 ※記事書いた時点のもの
Amazonのセフラ化粧品公式ストアより
リンゴ酸ジイソステアリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ミネラルオイル、水添ポリイソブテン、
ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン)ジペンタエリスリチル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、
キャンデリラロウ、ミツロウ、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン、ラノリン脂肪酸コレステリル、
ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ミンク油、カルナウバロウ、トコフェロール、イソステアリン酸ソルビタン、
パルミチン酸エチルヘキシル、トリベヘン、プロピルパラベン、パルミトイルオリゴペプチド、ヒアルロン酸Na、
トウキンセンカ花エキス、セイヨウノコギリソウエキス、セージ葉エキス、アルニカ花エキス、スギナエキス、
フユボダイジュ花エキス、ゼニアオイエキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウエキス、スクワラン、
コーン油、カロチン、赤223、マイカ、酸化チタン
 

【インテグレート グレイシィ】エレガントCCリップ 31桜色

【インテグレート グレイシィ】エレガントCCリップ 31桜色

 

通称インテ桜
使えないこともなかったが微妙に荒れた。
原因:赤色223 ※あくまで推定
 
赤色223についてはエフェ研修所の記載を参考にした
 
赤223はキャンメイクのティントにも入っている着色料。顔料ではなく染料。「ティントがどうも合わない」という人は避けたほうが無難。
しかし、オペラがいけた! という人は、オペラ公式通販サイトで使用色の色素成分を確認してみて、赤223タイプのバリエーションなら使える目算が高い。
 
ティントとはうたわれていないものの、「CCリップ」のネーミングからも、唇の色味を云々するような意図が読み取れる。ティント処方なのかもしれない。
レビューで「ティントっぽい?」とは言われていた。お前ティントやったんか。
 
微妙に黄みのある色だったので、30桃色や32牡丹色のほうがより似合ったかもしれない。(ブルベ寄りなので)
しかし、それによるコーラル感がベージュみを演出してナチュラルな雰囲気の創出に一役買っていた可能性もあるのでなんとも言えない。
 
■全成分 ※記事書いた時点のもの
 資生堂公式通販ワタシプラスより
トリエチルヘキサノイン,テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル,ミネラルオイル,トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2,ポリエチレン,水添ポリイソブテン,ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン,マイクロクリスタリンワックス,ヒドロキシアパタイト,ローヤルゼリーエキス,ヒアルロン酸Na,リンゴ酸ジイソステアリル,トリイソステアリン,ジイソステアリン酸グリセリル,トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン,ポリメチルシルセスキオキサン,ケイ酸(Li/Mg/Na),トコフェロール,ステアリン酸Ca,エタノール,メチコン,テトラデセン,グリセリン,水酸化Al,シメチコン,シリカ,テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサン,酸化スズ,BHT,ジメチルシリル化シリカ,(+/-)酸化チタン,酸化鉄,硫酸Ba,赤202,赤201,青1,マイカ,合成金雲母,赤223,黄4,橙201